NTE上の釣りにおける高価な材料で作られた釣り餌の有効性調査


NTEの「高価な材料で作られた釣り餌」は最も安価な釣り餌の14.4倍の金額となっている。本釣り餌について、その高価さに見合う性能があるのかを簡易的に調査した。

 本調査は暇つぶしで行われた、あくまでも簡易的ものであり、信頼できる品質の結果を取得することを目的としていない。

検証環境

 本検証は、2026年6月3日にリリースされたNTE バージョン1.1の新釣り場である、「ヒナタ島釣場」にて行った。検証は2026年6月6日に一回のみ行われた。ランチャーの提示するバージョンは1.1.4であった。

 検証では、72魚鱗コインで販売されている「幽蘭の餌」を11点購入し、これらの餌及び「上級者の釣り竿」を利用して釣れた魚に、販促文に記載されている、「ゴールデンカマス」及び「海中の栗」の出現回数を調査した。

 また、同時に5魚鱗コインで購入できる「万能釣り餌」についても同様の検証を行い、取得できる経験値量及び魚鱗コインを比較する。

検証結果

 最終的に、逃げられることなく11匹の魚を釣ることができた。しかし、販促文に記載されている、ゴールデンカマス及び海中の栗に関しては観測できず、釣り経験値にして合計421 Expの取得と、202魚鱗コインの取得にとどまった。取得できた経験値の中央値は25で、平均値は38であった。

 実際に釣れた魚の内訳を、下記の表に示す。

Attempt #魚種別Exp
1クロマグロ24
2ヒトデ109
3クロマグロ24
4アオノメハタ24
5ユカタハタ38
6シャインシイラ22
7クロマグロ25
8クロマグロ25
9藍鱗の旗43
10サバ48
11金サバ39

 万能釣り餌でも同様に、逃げられることなく11匹の魚を釣ることができた。釣り経験値は385 Exp取得し、184魚鱗コインの取得にとどまった。取得できた経験値の中央値は38で、平均値は35であった。

 万能釣り餌にて釣れた魚の内訳を、下記の表に示す。

Attempt #魚種別Exp
1シャインシイラ18
2赤鱗の旗48
3サバ59
4緑鱗の旗38
5クロマグロ19
6マンボウ19
7マンボウ20
8エンペラーエンゼル42
9赤鱗の旗51
10キリンミノカサゴ21
11金サバ50

 取得経験値の中央値が幽蘭の餌に比べ高いにもかかわらず、平均値及び合計値は幽蘭の餌が上回った結果となった。

t検定による検証

 幽蘭の餌による経験値量及び万能釣り餌による経験値量を非等分散と仮定し、有意水準5%にて両側検定を行ったが、この2点の経験値量の平均値に有意的な差は見られなかった。

議論

 本調査では、NTEでの釣りにおける高価な釣り餌の有用性について、簡易的に調査を行った結果、少なくとも11回程度の試行回数では、合計で202魚鱗コイン程度の売り上げにしかならず、釣り餌の金額である792魚鱗コインの元を取ることができなかった。

 取得経験値の平均値及び合計値は幽蘭の餌が上回った結果となった原因として、幽蘭の餌において検証を行った際に、経験値量の高い、「ヒトデ」が釣れたためであると考える。ヒトデは本釣り餌の販促文に記述されていないため、偶然このような結果になったと考えられる。

 本検証では、サンプル数が11件と極めて低く、外れ値と考えられるレアリティの高い魚による影響を否定できない。今後の検証では複数の釣場の利用や、試行回数を増やす必要性があると考える。